たまちゃんとGG夢太の軽妙トーク!!【学習】
登場人物
たまちゃん:GG夢太の孫娘中学2年生。利発で好奇心旺盛、ちょっぴりおませな女の子。
GG夢太:性格は穏やかで物知り。いつも笑顔を絶やさない、近所でも評判のナイスガイ?
GG夢太の(G.G)は 爺爺(ジイジイ)ではなく【Grand Generation グランド・ジェネレーション】の略称。 アクティブなライフスタイルを手に入れ活動するシニアの名称です。
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個人情報ダダ漏れ…特殊詐欺に狙われる高齢者の実態
GG夢太:たまちゃん、最近「還付金詐欺」ってニュースでよく聞くけど、アレは本当に巧妙なんだ。ワシらが若い頃にはなかった手口だよ。
たまちゃん:うん、学校でも注意するよう言われたけど、なんでおじいちゃんたちが狙われるの? 若い人よりお金を持っているから?
GG夢太:それもあるけど、一番の理由は**「個人情報」がダダ漏れ**しているからなんだ。詐欺グループは、ワシらの名前や住所、年齢が載った「闇名簿」を持っている。そこから「この人は年金受給者だな」「この地域の高齢者は、〇〇病の医療費還付金に興味があるだろう」と狙いを定めてくる。
たまちゃん:え、そんな名簿があるの!? 怖い! じゃあ、どうやって個人情報を手に入れるの? SNSとか、そういうのを使わないから?
GG夢太:いい質問だね。SNSを使わなくても、彼らは手口がプロなんだ。まず、市役所や税務署を装って電話をかけてくる。これを「アポ電」っていうんだけど、「医療費の還付金があります」とか言って、ワシらを焦らせる。そして「手続きはATMでできますよ」って言って、携帯電話を持ってATMに行くように指示してくるんだ。
たまちゃん:えー、ATMで還付金? なんか変! でも、おじいちゃんたちは信じちゃうの?
GG夢太:信じちゃうんだなぁ、これが。電話口で「今日は期限です」「すぐに行かないと受け取れません」なんて言われると、パニックになってしまう。それで言われた通りにATMに行き、携帯電話で指示された通りに操作すると、還付金を受け取るどころか、ワシらの口座から彼らの口座へ送金してしまうんだ。
たまちゃん:うわ、最悪じゃん! まるでマジックだね。でも、なんでATMを使うんだろう?
GG夢太:それは、「手数料」という形で、お金をだまし取るためだよ。還付金の手続きという名目で手数料をだまし取る。さらに、ATMだと金融機関の窓口と違って、行員に怪しまれることがないからなんだ。
たまちゃん:そっか、人がいないところでこっそりやるってことだね。ずる賢い! じゃあ、おじいちゃんたちが気を付けることは?
GG夢太:まず、電話でATMの操作を指示されたら、絶対に詐欺だと疑うこと。公的機関が電話でATMを操作させるなんてありえないからね。そして、少しでもおかしいと思ったら、すぐに電話を切ること。そして、一番大事なのは、誰かに相談することだ。ワシでもいいし、警察でもいい。たまちゃんみたいな賢い孫がそばにいてくれると、心強いよ。
たまちゃん:任せて! おじいちゃんが変な電話に引っかかったら、私がすぐに見抜いてあげる! でも、なんか詐欺師も頭いいなぁ。その頭を、もっといいことに使えばいいのにね。
詐欺被害を防ぐためのポイント
「還付金」はATMで受け取れません
公的機関が電話でATM操作を指示することはありません
「期限が今日まで」などと言われても焦らない
不審な電話はすぐに切り、家族や警察に相談する
【詳細】特殊詐欺グループがどのように個人情報を入手しているのか。還付金詐欺の具体的な手口。
特殊詐欺グループが個人情報を入手する方法
「闇名簿(闇リスト)」の購入:
不正なルートで集められた個人情報が記載された「闇名簿」を、名簿業者などから購入しています。
この名簿には、高齢者の氏名、住所、電話番号などが含まれていることがあり、ターゲットを絞った詐欺行為を可能にしています。
「アポ電」や自動音声サービスによる聞き出し:
公的機関(総務省、市役所、年金事務所など)や企業(通信会社、銀行など)の職員を装って電話をかけ、「あなたの個人情報が漏れている」などと不安をあおったり、「手続きが必要」と誘導したりして、被害者から個人情報を聞き出そうとします。
「〇〇の未納料金がある」「あなたの名義で犯罪に使われている携帯電話がある」といった自動音声ガイダンスを流し、被害者が指示通りに番号を押すと、犯人に直接つながるように仕組んでいるケースもあります。
流出した個人情報の悪用:
企業や公的機関からの個人情報流出事件で得られたデータが、特殊詐欺に悪用されることもあります。
一度流出した情報は「ダークウェブ」などで売買され、さらに二次、三次的に悪用される可能性があります。
還付金詐欺の具体的な手口
還付金詐欺は、公的機関の職員を装って高齢者をだます手口で、以下のような手順で進められます。
公的機関の職員を装って電話をかける:
市役所、税務署、年金事務所、社会保険事務所などの職員を名乗り、「医療費の過払い金」「年金保険料の還付金」など、お金が戻ってくる話を持ちかけます。
「以前に書類を送ったが、手続きの期限が今日までになっている」などと、被害者を焦らせる言葉を使います。
ATMに誘導する:
「還付金の手続きはATMでできる」と偽り、携帯電話を持って近くのATMに行くように指示します。
金融機関の窓口や銀行の職員がいるATMではなく、無人ATMやコンビニのATMを指定することが多いです。
ATMを操作させる:
ATMに到着した被害者に電話をさせ、あたかも還付金を受け取る手続きであるかのように装い、ATMの操作を指示します。
しかし、実際には犯人の口座に送金する操作をさせています。
金額を入力させる際に、問い合わせ番号などと称して送金額を入力させる巧妙な手口もあります。
注意点:
公的機関や金融機関の職員が、電話でATMの操作を指示したり、ATMで還付金を受け取らせることは絶対にありません。
「お金が戻ってくる」「手続きの期限が今日まで」といった言葉には特に注意が必要です。
少しでも不審に感じたら、すぐに電話を切り、家族や警察に相談することが重要です。
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