たまちゃんとGG夢太の軽妙トーク!!【経済】
高齢者「おひとりさま世帯」のリアルな家計簿│年金・貯蓄の平均額は?
たまちゃん:ねぇねぇ、GG夢太!
GG夢太:なんだい、たまちゃん。せっかくいい夢見てたのに、夢太だけに。
たまちゃん:もう、つまんない冗談はいいから!GG、知ってた?最近65歳以上のおひとりさまが増えてるんだって。夫婦だけで暮らしてるおじいちゃんやおばあちゃんの世帯より多いんだって!これってすごいことじゃない?」
GG夢太:へぇ、たまちゃんは物知りだねぇ。そうそう、65歳以上のおひとりさま世帯が、夫婦だけの世帯を上回るって話だね。内閣府のデータにも出てるよ。GGも若い頃は、年をとったらみんな家族と暮らすもんだって思ってたけど、時代は変わるもんだ。
たまちゃん:でしょー!で、さ、GGは毎月お小遣いいくらもらってるの?お年寄りの人って、年金だけじゃ足りないって聞いたけど、本当?」
GG夢太:こらこら、女の子がずけずけとお金の話をするもんじゃない。…って言いたいところだけど、さすがたまちゃん、聞くことが鋭いねぇ。
GG夢太:平均的な話で言うと、おひとりさまの年金は月13万円くらい。それに対して、生活費は14万円くらいかかると言われている。だから、毎月1万円くらいは足りない計算になるね。もちろん人それぞれだけど、年金だけで全部まかなうのはちょっと難しいのが現実かな。
たまちゃん:え、じゃあその足りない分はどうしてるの?
GG夢太:そこは、今まで貯めてきた貯金を取り崩したり、少し働いたりして補うんだよ。お年寄りの貯蓄額も結構すごい金額になってて、平均は2,000万円を超えているなんて話もある。もちろん、みんながみんな、そんなに持ってるわけじゃないけどね。
たまちゃん:へー、すごい!お年寄りって、ほんとにお金持ちなんだね!私もGGみたいに、将来のためにしっかり貯金しなきゃ!
GG夢太:そうだよ、たまちゃん。GGはね、君みたいに賢い孫がいて幸せだよ。老後の心配も、こうして話してるうちに吹き飛んじゃった。おっと、そろそろおやつの時間だ。たまちゃん、一緒にひいおばあちゃんに内緒でアイスでも食べようかね。
【詳細説明】夫婦世帯を上回る!65歳以上のおひとりさま必見│老後の家計を支える年金・貯蓄ガイド
日本の高齢者世帯において、65歳以上の「おひとりさま世帯(単独世帯)」の割合が増加しています。
内閣府の「令和4年版高齢社会白書」によると、65歳以上の者のいる世帯のうち、「夫婦のみの世帯」と「単独世帯」がそれぞれ約3割を占めており、これらを合わせた「高齢者のみの世帯」が全体の6割を超えています。
家計収支について
総務省の家計調査報告(2022年)によると、65歳以上の単身無職世帯の家計収支は以下の通りです。
消費支出(月平均): 約14万円
実収入(月平均): 約13万円
収支差(不足額): 約1万円
このデータから、公的年金などの収入だけでは生活費を賄いきれず、毎月約1万円の不足が生じている状況が分かります。
年金額について
厚生労働省のデータ(令和4年度)に基づく、65歳以上の公的年金の平均受給額は以下の通りです。
国民年金(老齢基礎年金)のみ: 月額約5.9万円(男性)、約5.4万円(女性)
厚生年金+国民年金: 月額約16.9万円(男性)、約10.9万円(女性)
老齢基礎年金のみの場合、月額10万円以上の赤字となる試算もあります。
貯蓄額について
総務省の家計調査報告(貯蓄・負債編、2023年)によると、世帯主が65歳以上の世帯の貯蓄額は、
平均: 2,462万円
中央値: 1,604万円
ただし、これは「二人以上の世帯」も含む平均値です。金融広報中央委員会の調査(2023年)によると、単身世帯の年代別の貯蓄額は以下のようになっています。
60代単身世帯: 平均1,468万円、中央値210万円
70代単身世帯: 平均1,529万円、中央値500万円
平均値と中央値に大きな開きがあることから、貯蓄額には個人差が大きいことがわかります。
まとめ
65歳以上の「おひとりさま世帯」は増加傾向にあり、公的年金だけでは生活費をまかなうのが難しい状況が見受けられます。貯蓄額も個人差が大きいため、将来に備えた計画的な資産形成がより重要となっています。
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