たまちゃんとGG夢太の軽妙トーク!!【活動】
「働くシニア」と「ウェルビーイング」について
たまちゃん:ねえ、GG。最近、電車に乗ると、元気なおじいちゃんやおばあちゃんが働いているのをよく見かけるんだけど、なんでかな?
GG夢太:お、たまちゃん、いいところに気がついたね。それはね、高年齢者雇用安定法っていう法律が関係しているんだ。2025年からは、希望すれば65歳まで働くことが会社の義務になるんだよ。
たまちゃん:へえ、そうなんだ!じゃあ、みんな年をとっても働きたいって思っているの?
GG夢太:そのとおり!健康でいたい、お小遣いが欲しい、それに、社会と繋がっていたいって思う人が多いんだ。年をとっても、誰かの役に立ちたい、社会に貢献したいっていう気持ちは変わらないからね。
たまちゃん:ふーん、GGもそう?」
GG夢太:もちろんだとも!だから、ただ働くっていうだけでなく、『ウェルビーイング』っていう考え方が大切なんだ。心も体も満たされて、生き生きと働くことが重要なんだよ。
たまちゃん:ウェルビーイング?なんか横文字でかっこいい!
GG夢太:ははは。簡単に言うと、仕事にやりがいを感じたり、仲間と楽しく過ごしたり、新しいことに挑戦したりすることだね。昔取った杵柄(きねづか)を活かして、若い人に知恵を授けたり、新しいスキルを身につけたりすることもできる。働くことで、人生がもっと豊かになるってことさ。
たまちゃん:なるほど!なんか、GGの話を聞いていたら、私も将来が楽しみになってきた!」
GG夢太:そりゃあよかった!いつかたまちゃんも、僕みたいにピチピチなシニアになって、いきいきと働いてくれよな!
たまちゃん:もう!GG夢太ったら!
【詳細説明】高年齢者雇用安定法から4年、シニアの働き方はどう変わった?
少子高齢化が進む日本において、労働力人口の減少を補うため、シニア世代の雇用はますます重要性を増しています。このような状況下で、高年齢者雇用安定法が改正されてから4年が経過し、企業や働くシニアの意識にも変化が見られます。
高年齢者雇用安定法の改正と「働くシニア」の現状
高年齢者雇用安定法は、2021年4月に改正され、企業に対し、65歳までの雇用確保義務に加え、70歳までの就業機会確保が努力義務となりました。そして2025年4月からは、経過措置が終了し、希望する従業員全員を65歳まで雇用することが完全に義務化されます。これにより、65歳までの雇用確保措置はほぼ全ての企業で実施されることになり、70歳までの就業機会確保措置を講じる企業も増加しています。
このような法改正を背景に、65歳以上の就業者数は増加傾向にあり、日本の高齢者の就業率は国際的に見ても高い水準にあります。多くのシニアが65歳以降も働きたいという意欲を持っており、その背景には「健康」「収入」「やりがい」などが挙げられます。
いきいき働くためのカギは「ウェルビーイング」
働くシニアが増加するなかで、単に雇用機会を確保するだけでなく、「いきいきと働く」ための施策が重要視されています。そのカギとなるのが「ウェルビーイング」です。
ウェルビーイングとは、単に心身が健康であることだけでなく、仕事に対する満足度や人間関係の質、キャリアの充実感などを含む広範な概念です。シニア世代がウェルビーイングを感じながら働くためには、以下の点が重要とされています。
貢献実感と自己実現: 長年の経験や知識を活かし、若手社員の指導や課題解決に貢献することで、自己肯定感や仕事のやりがいを感じられます。
安定した雇用と安心感: 長期にわたって安心して働ける環境は、シニアのウェルビーイングを高めます。
社会的つながりと居場所: 仕事を通じて他者と関わることで、社会とのつながりを持ち、孤独感を軽減できます。
新しい挑戦と成長実感: 自分の価値観に合った仕事を選択し、新しいスキルを学ぶことで、年齢に関わらず成長を実感し、未来を前向きに描くことができます。
企業は、シニアが持つこれらのニーズを理解し、職場環境の整備やキャリア支援を行うことが、組織全体の活性化にもつながると考えられています。
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