たまちゃんとGG夢太の軽妙トーク!!【経済】
登場人物
たまちゃん:GG夢太の孫娘中学2年生。利発で好奇心旺盛、ちょっぴりおませな女の子。
GG夢太:性格は穏やかで物知り。いつも笑顔を絶やさない、近所でも評判のナイスガイ?
GG夢太の(G.G)は 爺爺(ジイジイ)ではなく【Grand Generation グランド・ジェネレーション】の略称。 アクティブなライフスタイルを手に入れ活動するシニアの名称です。
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高騰時代を乗り切る!シニアライフの経済学
GG夢太:おお、たまちゃん!ちょうど良かった。今、ニュースで老後の家計の話をしていたんだ。おじいちゃんの懐事情、気にならないかい?
たまちゃん:えー、GG、そんなこと聞いちゃっていいの?年金で毎月いくらもらってるかとか、貯金がどれくらいあるかとか…聞いたらまずいかな?
GG夢太:はっはっは!遠慮はいらんよ。もちろん、具体的な数字はひ・み・つ。だけど、一般的にはみんな苦労してるってことさ。総務省の調査だと、おじいちゃんたちのような夫婦世帯は、年金だけじゃ毎月5万5千円も足りないらしいんだ。
たまちゃん:え、そんなに?!おじいちゃんたちって、お金持ちのイメージだったのに…。どうしてそんなに赤字になっちゃうの?
GG夢太:うーむ、たまちゃん、それは大きな誤解だ。もちろん、人それぞれだけどな。昔に比べて、食料品から電気代まで、何から何まで値段が上がっているだろう?物価上昇に年金が追いつかないんだよ。だから、家計は火の車ってわけさ。
たまちゃん:じゃあ、足りない分はどうしてるの?
GG夢太:みんな、これまでの貯金を切り崩して生活しているんだ。でも、貯金にも限りがあるからね。病気になったり、介護が必要になったりしたら、さらに大きな出費になる。だから、おじいちゃんたちの間では、「医療・介護費」が一番の心配事なんだよ。
たまちゃん:ふーん…。おじいちゃん、医療費はそんなに心配しなくていいんじゃない?75歳を過ぎたら、病院代も安くなるって聞いたけど。
GG夢太:おぉ、たまちゃん、なかなかの情報通だね!確かに自己負担は少なくなる。でもね、公的な保険で全部まかなえるわけじゃないんだ。例えば、特別な治療を受けたい場合や、個室に入院したい時、それから、入院中に食べる食事代なんかは、全部自分で払わなきゃいけない。
たまちゃん:え、そうなの?!病院の食事って、給食みたいなものじゃないの?給食費みたいに別にお金がかかるってこと?
GG夢太:そうなんだよ。だから、いくら公的医療保険があっても、もしもの時のために民間の医療保険が必要になるってわけさ。貯金がたくさんあればいいけど、もし不安なら、若い頃から備えておくことが大切だ。たまちゃんも、将来のために少しずつ考えておくといいかもしれないな。
たまちゃん:うーん、なんか難しそう…。でも、GGが教えてくれたから、ちょっとだけわかった気がする。
GG夢太:それはよかった。人生は長いマラソンだからね。若いうちから賢く計画を立てて、ゴールまで楽しく走っていこうじゃないか!
【詳細】老後の年金生活はいくら必要?
ここでは、物価高騰時代におけるシニアの家計収支や貯蓄額、年金支給額の現状をご紹介するとともに、高齢者に医療保険が必要なのかどうかについても解説します。
シニア世代の家計収支・貯蓄額・年金支給額
総務省の家計調査によると、2024年時点での世帯主が65歳以上の無職世帯の平均貯蓄額は2,560万円です。また、同調査の2023年のデータでは、65歳以上の無職夫婦世帯の家計は毎月約5.5万円の赤字となっています。
物価上昇が続けば、この赤字額はさらに大きくなる可能性があります。例えば、物価上昇率が年2%で続いた場合、老後に必要な資金はさらに増えるという試算もあります。
年金支給額については、物価上昇に合わせて改定されることもありますが、物価高に年金の伸びが追いつかず、実質的に目減りしていると感じる人も多いようです。
こうした状況を踏まえ、シニア世代が今後優先したい費用として「医療・介護費」や「食費」を挙げる人が多い一方で、節約したい費用としては「水道光熱費」が最も多くなっています。
高齢者に医療保険は必要なのか?
「高齢になったら医療費の自己負担が軽くなるから、民間の医療保険は不要では?」と考える方もいるかもしれません。しかし、結論から言うと、高齢者にも医療保険は必要であると考えるべきでしょう。
その理由は以下の通りです。
高齢になるほど医療を受ける機会が増える:年齢を重ねるにつれ、病気やケガのリスクは高まります。
年金だけでは医療費をまかなうのが難しい場合がある:公的年金収入だけでは、医療費の自己負担分を支払うのが難しいケースもあります。
公的医療保険だけではカバーできない費用がある:公的医療保険でカバーされるのは、保険適用内の診療費です。しかし、以下のような費用は自己負担となります。
先進医療や自由診療:公的医療保険の対象外となるため、費用は全額自己負担です。
入院中の差額ベッド代:個室や少人数の病室を希望した場合にかかる費用です。
入院中の食費:公的医療保険では賄われません。
その他:通院のための交通費、日用品代、付き添いの家族の費用など。
もちろん、十分な貯蓄があり、これらの費用を自己負担で支払える場合は、必ずしも民間の医療保険に加入する必要はありません。しかし、貯蓄に不安がある場合や、もしもの時の経済的・精神的負担を軽減したいと考える場合は、民間の医療保険を検討する価値は十分にあります。
まとめ
物価高騰時代を乗り切るためには、家計の見直しや節約の工夫が不可欠です。また、健康で安心したシニアライフを送るためにも、公的制度を理解した上で、不足する部分を民間の医療保険で補うなど、事前の備えを検討することが大切です。
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