たまちゃんとGG夢太の軽妙トーク!!【経済】
登場人物
たまちゃん:GG夢太の孫娘中学2年生。利発で好奇心旺盛、ちょっぴりおませな女の子。
GG夢太:性格は穏やかで物知り。いつも笑顔を絶やさない、近所でも評判のナイスガイ?
GG夢太の(G.G)は 爺爺(ジイジイ)ではなく【Grand Generation グランド・ジェネレーション】の略称。 アクティブなライフスタイルを手に入れ活動するシニアの名称です。
👧🥸👧🥸👧🥸👧🥸👧🥸👧🥸👧🥸👧🥸👧🥸👧🥸👧🥸👧🥸👧🥸👧🥸👧🥸👧🥸
❤️応援ポチ、😂よろしくお願いします!!
投資の利益が社会保険料に影響するってホント?
GG夢太:たまちゃん、こんにちは。最近、投資の勉強してるんだって?偉いねぇ。
たまちゃん:うん、GG!でもね、ちょっと気になるニュースを見ちゃって。投資で儲けたお金が、おじいちゃんたちの社会保険料に影響するってホントなの?
GG夢太:はっはっは、たまちゃんは本当に鋭いね。その通りだよ。ただし、少し複雑な話だから、じっくり解説してあげよう。
たまちゃん:えー、難しい話は嫌だよ。GG、わたしにもわかるように教えてくれる?
GG夢太:もちろんだとも!まず、社会保険料って何かわかるかな?
たまちゃん:えっと、病院に行ったり、年を取った時にお金をもらったりするための、みんなで出し合うお金だよね?
GG夢太:さすが、たまちゃん!その通りだよ。その保険料は、給料や事業所得など、その人の「所得」に応じて決まる部分があるんだ。
たまちゃん:じゃあ、投資の利益も「所得」に含まれるってこと?
GG夢太:いい質問だ!実は、ここがポイントなんだ。今の制度だと、会社勤めをしている人は、原則として給与や賞与が保険料の計算対象になる。だから、投資でいくら儲けても、基本的には保険料には影響しないんだ。
たまちゃん:ふーん。じゃあ、おじいちゃんは大丈夫ってこと?
GG夢太:いや、それがそうでもないんだよ。私たちみたいに年金で生活している人や、自営業の人などが加入している「国民健康保険」や「後期高齢者医療制度」は、確定申告で申告した所得が保険料の計算対象になるんだ。
たまちゃん:えっ、じゃあ、おじいちゃんが株で儲けたら、次の年の保険料が上がっちゃうの!?
GG夢太:そうなんだ。だから、投資の利益を確定申告するかどうかで、保険料が変わってしまうという、ちょっとした「不公平」が問題になっているんだよ。
たまちゃん:なんか、ずるい感じがするね。
GG夢太:そうだね。だから国は、この不公平をなくすために、確定申告の有無にかかわらず、全ての金融所得を保険料に反映させる方向で議論を進めているんだ。ただ、たまちゃんが使っている「NISA」は、今のところ影響がないから安心していいよ。
たまちゃん:やったー!じゃあ、わたしは引き続きNISAでコツコツ頑張るね!おじいちゃん、ありがとう!
GG夢太:いやいや、おじいちゃんも勉強になったよ。たまちゃんの鋭い質問のおかげだ。また何かあったら、いつでも聞いておくれ。
【詳細説明】投資の利益が社会保険料に影響する仕組みとは
【金融所得課税】シニア世代必見!投資利益が「保険料」に影響する!?金融所得が社会保険料に反映される仕組みとは
金融所得が社会保険料に影響を与える仕組みについて、特にシニア世代の方々が知っておくべきポイントを解説します。
1. なぜ金融所得が社会保険料に影響するのか
現在、公的な医療保険や介護保険の保険料は、前年の所得に応じて決まる部分があります。特に、国民健康保険、後期高齢者医療制度、介護保険の保険料は、所得に連動して算定される仕組みになっています。
一方で、サラリーマンなどが加入する被用者保険(健康保険組合、協会けんぽなど)は、給与や賞与に基づいて保険料が計算されるため、原則として金融所得が直接的に保険料に反映されることはありません。
2. 現在の制度と不公平性の指摘
現在の制度では、金融所得を確定申告するかどうかで、社会保険料に違いが生じることがあります。
確定申告をする場合: 投資の利益(配当金や売却益)を確定申告すると、その所得が社会保険料の算定対象に含まれるため、保険料が増加する可能性があります。
確定申告をしない場合: 申告不要制度を利用すると、源泉徴収のみで課税が完結するため、社会保険料の算定には含まれません。
このため、同じだけの金融所得を得ていても、確定申告をした人としない人で社会保険料の負担額に差が生じるという「不公平」が指摘されてきました。
3. 今後の制度改正の動向
この不公平を解消するため、政府は金融所得を社会保険料に反映させる仕組みを検討しています。2028年度までに結論を出す見込みとされており、確定申告の有無にかかわらず、全ての金融所得を保険料の算定に反映させる方向で議論が進められています。
高齢化による医療・介護費用の増大を背景に、社会保障制度の財源を確保する目的もあります。
4. NISA(少額投資非課税制度)への影響は?
新NISAで得た利益は、現時点では社会保険料への反映の対象外とされています。 NISAは非課税口座内で得た利益が非課税になる制度であり、確定申告の必要がないため、保険料の算定には影響しません。
ただし、今後の議論によっては制度が変わる可能性もゼロではないため、動向に注意が必要です。
5. シニア世代が注意すべきポイント
国民健康保険・後期高齢者医療制度に加入している方: 投資で得た利益を確定申告すると、翌年度の国民健康保険料や後期高齢者医療制度の保険料、介護保険料が増加する可能性があります。
配偶者の扶養に入っている方: 金融所得が増えることで、扶養から外れてしまう可能性もあります。その場合、自身で社会保険料を負担する必要が出てくるため、家計全体の支出が増加する可能性があります。
ご自身の投資状況や、加入している社会保険制度をよく確認し、将来的な負担増に備えておくことが重要です。
❤️応援ポチ、😂よろしくお願いします!!
▼コメント▼SNSシェア▼歓迎します▼
0 件のコメント:
コメントを投稿