たまちゃんとGG夢太の軽妙トーク!!【経済】
登場人物
たまちゃん:GG夢太の孫娘中学2年生。利発で好奇心旺盛、ちょっぴりおませな女の子。
GG夢太:性格は穏やかで物知り。いつも笑顔を絶やさない、近所でも評判のナイスガイ?
GG夢太の(G.G)は 爺爺(ジイジイ)ではなく【Grand Generation グランド・ジェネレーション】の略称。 アクティブなライフスタイルを手に入れ活動するシニアの名称です。
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『高齢社会白書』で「経済的心配なし」が多数派に!?
GG夢太:たまちゃん、元気かい? 今日は何か面白いことでもあったのかい?
たまちゃん:GG、元気だよ!ねぇねぇ、最近のニュースで『高齢社会白書』っていうのがあったじゃない?あれって、おじいちゃんの世代のことなんだよね?よく分からないんだけど、結局、おじいちゃんたちって経済的に安心してるの?
GG夢太:おや、たまちゃん、いきなり核心を突いてくるねぇ!さすがは利発なたまちゃんだ。そう、あれはおじいちゃんの世代、つまり60歳以上の人たちの暮らしぶりをまとめたものなんだ。で、ズバリ聞かれてしまうと、60歳以上の人のうち、およそ3人に2人、具体的には65.9%の人が『経済的に心配ない』って答えているんだよ。
たまちゃん:へぇ、結構多いんだね!でも、『心配ない』って、どういう意味なの?おじいちゃんみたいにお金持ちってこと?
GG夢太:ははは、たまちゃん、おじいちゃんはそこまで大金持ちじゃないよ。ここでいう『心配ない』っていうのはね、『家計にゆとりがあって、全く心配なく暮らしている』か、『あまりゆとりはないけど、それほど心配なく暮らしている』っていう二つの答えを合わせた数字なんだ。つまり、お金がじゃぶじゃぶあるわけじゃなくても、なんとかやっていけてるってことだね。
たまちゃん:そっか、ちょっと安心したような、そうでもないような…じゃあ、おじいちゃんたちは何が一番心配なの?物価が上がってるのが心配ってニュースで言ってたけど。
GG夢太:その通り!たまちゃん、よく見てるね。高齢者が一番心配しているのは、『物価の上昇』で、なんと75%もの人が不安を感じているんだ。電気代とかガソリン代とか、何でもかんでも上がっていくからね。その次に、『収入や貯蓄が少ない』っていうのが47%で続いているよ。
たまちゃん:えー、じゃあみんな、不安を抱えながらも『心配ない』って言ってるってこと?なんか複雑だね。
GG夢太:うまいこと言うね、たまちゃん。まさにその通りだ。それにね、最近のおじいちゃん世代は、働きたいっていう人もすごく増えているんだ。65歳以上の人で働いている人は21年連続で増え続けているんだよ。おじいちゃんもまだまだ頑張ってるしね。
たまちゃん:へー!なんでそんなに働くの?お小遣いが欲しいから?
GG夢太:それもあるね(笑)。でも、一番の理由はやっぱり『収入のため』って人が55.1%と最も多いんだ。あとは、社会とつながっていたいとか、健康のためって人もいるかな。たまちゃんが大人になる頃には、もっとおじいちゃんたちみたいに元気な高齢者が増えているかもしれないよ。
たまちゃん:そっかー、高齢者も大変なんだね。でも、おじいちゃんみたいに明るく生きてる人もいるし、なんだか元気出てきた!
GG夢太:ははは、そうだろう?この白書にはね、将来はもっと高齢者が増えるって予測も書いてあるんだ。2070年には、2.6人に1人が65歳以上、約4人に1人が75歳以上になるってね。だからこそ、みんなで支え合って、楽しく生きていける社会にしなきゃいけないんだよ。
たまちゃん:うん!なんか、おじいちゃんの話を聞いてたら、高齢者問題って自分たちのことでもあるんだなって思ったよ。よし、私も勉強して、将来はおじいちゃん世代を支えるぞ!
GG夢太:おやおや、それは頼もしいね!たまちゃんがそんな風に考えてくれるなら、おじいちゃんももっと長生きしなきゃな。ありがとう、たまちゃん!
【詳細説明】「令和7年版高齢社会白書」(2025年6月最新版)は、
内閣府によって公表され、日本の高齢化の現状と対策について多角的に分析しています。主な内容は以下の通りです。
1. 高齢化の現状
高齢化率の推移: 令和6年10月1日現在、日本の総人口1億2,380万人のうち、65歳以上人口は3,624万人で、高齢化率は29.3%に達し過去最高を更新しました。特に75歳以上人口は2,078万人(16.8%)となり、65~74歳人口(1,547万人、12.5%)を上回っています。
将来推計: 令和52年(2070年)には、2.6人に1人が65歳以上、約4人に1人が75歳以上になると予測されています。
健康寿命: 令和4年時点の健康寿命は男性72.57年、女性75.45年で、令和元年以降はほぼ横ばいです。
2. 高齢期の経済生活と就業
経済的な暮らし向き: 60歳以上の人のうち、経済的な暮らし向きに「心配がない」(家計にゆとりがあり、全く心配なく暮らしている、または、あまりゆとりはないがそれほど心配なく暮らしている)と回答した割合は、全体で65.9%です。
経済的な不安: 高齢者の最も大きな経済面での不安は「物価の上昇」(75%)であり、次いで「収入や貯蓄が少ない」(47%)が挙げられています。
就業状況: 65歳以上の就業者数および就業率は21年連続で前年を上回っており、労働力人口に占める高齢者の割合は13.6%で上昇傾向にあります。60歳以上の約8割が70歳くらいまでまたはそれ以上働きたいと回答しており、仕事をする主な理由は「収入のため」(55.1%)が最も多いです。
一人暮らしの高齢者: 65歳以上の一人暮らしの者は男女ともに増加傾向にあり、令和32年には男性26.1%、女性29.3%になると見込まれています。
3. 今後の高齢社会対策
白書では、高齢者が年齢に関わらず希望に応じて活躍し続けられる経済社会の構築、一人暮らしの高齢者の増加などの環境変化への適切な対応、多世代が共に安心して暮らせる社会の構築、加齢に伴う身体機能・認知機能の変化に対応したきめ細やかな施策展開・社会システムの構築などが重要であると指摘しています。政府はこれらの課題に対し、希望に応じた働き続けられる環境整備や資産形成の促進、地域支援体制の充実など、包括的な政策を推進していく方針です。
詳細については、内閣府のウェブサイトをご参照ください。
2070年には65歳以上が「2.6人に1人」!…令和7年版高齢社会白書 | マネーの達人シニア ❤️応援ポチ、😂よろしくお願いします!!
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